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岡本篤写真館「つまり煙突」 

chimney.jpg

 きょうは薪ストーブを導入する方のための資料画像を。

 非常に安価なブリキでできた薪ストーブがホームセンターで売っています。昔懐かし「時計型ストーブ」です。これを導入して毎日燃やしまくると、数カ月でこんな詰まり方をします。

 こうなるともう煙道が窒息寸前なので、煙が部屋の中にまで逆流してきて、火を付けることができません。安価な1重管煙突と安価なストーブの組み合わせは詰まりやすいので、掃除が一冬に2─3回は必要になるというわけです。

 その掃除。ものすごくめんどうな作業を想像するかもしれませんが、じつはたいしたことありません。天気のいい日にまあ1時間もあれば終わるでしょう。

 ちょっとの手間をいやがらなければ、薪ストーブなんて安く導入することもできるんです。


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[2013/01/22 23:57] 岡本篤写真館 | TB(0) | CM(0)

岡本篤写真館「マニラ湾の大型フェリー火災」 

hunekaji.jpg


 2004年の2月、マニラ湾で乗客700人を超える国内便の大型フェリーが火災を起こし、全焼したうえ横転しました。

 100人以上の安否が不明になる大惨事──のはずだったのですが、遺体はそれほど見つからないし生存者もいない。じつは乗客名簿に載っているものの、助かったので勝手に帰宅した人などがいて、最終的には誰がほんとうに死んだのか乗ってなかったのか、など詳しいことはお蔵入りというか、闇の中というか、放置されて時の流れに消えていきました。

 日本だと災害時、何人不明・何人死亡とかどんな大きな災害でもヒトケタまで出ますし、どこの誰が行方不明になったとか、ハッキリ名前も出ますよね。これはひじょうにめぐまれた状況なのですね。

 この記事を書いたときは、現場で沿岸警備隊に頼み込んで、まだ煙くさい船内に同行突入させてもらった。

 火災を起こした船への突入記事は国内・国外のメディア通じて初だったのに、そのことを自分の記事で書いてなかったので叱られたのを覚えています。



[2013/01/17 23:58] 岡本篤写真館 | TB(0) | CM(1)

岡本篤写真館「ここも被災地」 

SlamFire.jpg


 もうとにかく丸焼けです。

 2003年1月に、マニラの貧困層の居住区で大火災がありました。トタンと材木だけの掘っ立て小屋ばかりなので、いったん火が付いたら止まらない。バラック作りの広大な土地が焼けました。

 火災の広範囲さや、消防車が圧倒的に足りないことにも驚きましたが、それ以上に印象的だったのは、焼け出されたフィリピン人たちの明るさでした。

 何百世帯も焼けたのですが、ほとんど悲嘆に暮れている人が見つかりません。日本のマスメディアのニュースでは災害や事故の現場を取材した場合、ほとんど意図的に悲しさやむごたらしさを切り取った写真を載せがちです。しかしそういう現場に居合わせた人はご存じのとおり、笑顔も冗談もけっこうあるわけです。

 卑近な例では、お通夜やお葬式に行っても、全員がずっと嘆き悲しんでいるわけではありませんよね。ちょっと不謹慎やろ、みたいな冗談がひょうきん者の親類から出たり、坊さんが念仏に詰まって笑いをこらえるのに震えたりと、とおりいっぺんの悲しさにおおわれてはいません。そういった細部は捨象して、日本のメディアは悲しさを強調するわけです。

 ところがこのフィリピンの火災現場では強調すべき哀しみがほとんど見えませんでした。圧倒的に前景を占めていたのは、笑顔とたくましさです。

 この男性が引っ張っているのはスチールでできた家具。火災現場ではすべての所有権がキャンセルされてしまう(笑)らしく、まだ煙が出ている現場から金目のものを集めて、片っ端から売り払うんですね。だからこんなに笑顔なんです。彼は働いているのだ。

 給電が途絶した電線に、肩車して手を伸ばし引きむしって持って行く人もいれば、トタン板を集めまくる少年がいる。ドブ川の中を総出でさらっている一家もあれば、土地の境界がなくなったのをいいことに、まだ熱い地面の上でさっそく建築作業を始めている男たちがいる。

 そもそも失うものがあまりないといえばないのですが、それにしてもこの強さ。

 ひょっとすると、火事が多かったという江戸時代の日本人って、こんなだったんじゃないか。



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けっこう写真が好きであちこちいろんなところに行ってたくさん写真を撮ってきました。新コーナー「岡本篤写真館」は、その中から1枚を選んで小文とともにご紹介します。



[2013/01/09 23:29] 岡本篤写真館 | TB(0) | CM(1)



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