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日本は先進国か後進国か 

 日本はテクノロジーの国であり、先進国のつもりでいたのに、どうやらとっくに風向きが違っている。

「もはや先進国ではなくなってきた」

という話はよく聞く。たしかにシャープは没落しソニーもまずいことになっている。しかしトヨタは勝っているしキヤノンやニコンのカメラも世界中で売っている。

 いったい、物つくり先進国なのか後進国なのか?

 答え。「日本の物つくり」などという枠組みがおかしいのだ。

 物つくりの本質が変わった。物つくりの本質は「物」つくりではない。同じ日本の企業でも、それをとらえてシステム化できた企業とできなかった企業で、天と地ほどの差が出ているのだ。

《国内の中小企業や、行政や医療などでは、2016年現在、世界で先進的とされる業界が1930-55年頃に行い始めたことを、ようやく始めている。あるいは始めなければいけない、と議論している。つまり、日本国内には、後進国よりも管理技術、つまりマネジメントが遅れたレベルにある業界が非常に多い。実は、日本は全体として見ればまったくもって先進的な国ではないのである。》
(「『シャープ化』していく日本に唯一の解を提示しよう」、酒井崇男)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49537

 わがホームセンター業界はもちろん後進業界だ。たとえばグローバル小売のコストコやIKEAと比較するとオペレーションのレベルは天と地の開きがある。たぶんこれを変えることは難しいだろう。変えようにも小売業のなかでも組織体制やコンセプトが旧態依然すぎて、できない。それはわたし自身がさるホームセンターの搬入作業に覆面参加した経験からも強く実感した。

 ホームセンター業界は、総合スーパーより必ず遅れて新しい手法を導入する。PB商品開発でも遅れて参加し、いまほぼそれがおわりつつある段階だ。しかしセブンイレブンがチャレンジし部分的に成功している高品質PBや宅配サービス、ネットとのオムニチャンネル化にはまだ有効な手すら打てていない。

 先輩である総合スーパー業界がいまやフラフラになっている。ホームセンター業界はまだ比較的堅調といっていいが、次は我が身になる可能性がある。

 店の魅力を創出せず、短期的な利益確保のため取引先にむやみに値段を叩くようなことが、相変わらず平気でおこなわれている。そのやりかたは、長くは続かないだろう。





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[2016/10/20 12:22] よもやまコメント | トラックバック(-) | コメント(-)



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