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NPOやNGOはあなたの会社の競合です 

 奈良県東吉野村での自主研修を終えて帰ってきた。2012年から付き合いのはじまったメンバーで、中小企業大学校での研修期間がおわったあとも続いている自主勉強会だ。

 講師の林先生の話や、わたしの事業内容の練りなおし、そして会場に使わせてもらったオフィスキャンプ東吉野の 坂本大祐君とのよもやま話を帰路のクルマのなかで総合するとこうなる。

 わたしがやろうとする事業は必ずソーシャルビジネスになる。あたりまえだ。ジャーナリストになって世界の問題を解決するために生きようと決めたけど、どうもジャーナリズムは食えなさそうなので、しかたなく舞台をビジネスに移したのだから。

 そもそも企業とは社会問題の解決のためにある。家電メーカーが賞賛されたのは、ラジオやテレビが「娯楽の提供」や「家族の憩いの場づくり」「報道音声・映像の出力端末」という社会的な意義の大きい装置だったからで、社会の問題を解決してくれる期待感から家電メーカーの株価が上昇したわけだ。

 洗濯機にもクーラーにも電子レンジも、最初はたいへん社会的に意義の大きい装置だった。たとえば洗濯機は主婦を重労働から解放したのだ。そりゃ売れるに決まっている。

 日本の家電メーカーは、そういう社会的意義の強いさまざまな製品を高品質で大量生産し、世界中に売るというすごい企業群だったのだ。

 しかし「もうテレビはいらんなぁ」とみんなが思っているのに、相変わらず4Kテレビとかを作っているので社会的意義が薄れている。そういう売れにくい商品をムリヤリに売る巧妙な仕掛けのことを「マーケティング」と呼んだりしている。

 そういうあまり社会的価値の高くない会社は、もう商品が高く売れない。なのにしがみつくから、みんな残業が長くなる。

 こういうわけで、社会的意義とかCSRなんかうんぬんするまでもなく、企業はもともと社会的な問題の解決のためにある。

 高度経済成長もバブルも経験していない若者たちは、NGOやNPOにあっさり就職したりする。お父さんは「おいセガレ、なんで高い学費を払って大学に入れたのにNPOなんや(涙)」とか思うかもしれないが、若者としては「御社の将来性」にしっかりと素直に反応しているわけで、こういう世代間の感覚の違いはおもしろいもんだだと思う。

 いまや組織維持のためだけに商品やサービスを作る企業がおおくなりすぎてしまった。あたりまえが通じなくなってきてしまったからこそ「社会的意義」とか「CSR」とかいうお題目が必要になってきている。 

 ほんとうは会社紹介のページにCSRのページはいらないはずだ。商品やサービスで素直に勝負すればいいのだ。

 つまりあなたの会社の競合には、NPOやNGOも入っている。どの組織が素敵な未来を提供できるかの勝負だ。



[2016/10/28 23:18] よもやまコメント | トラックバック(-) | コメント(-)



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